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2023.04.12 ブログ

台湾出張ブログ 「変化が興す国」 社長編

 

今回のブログは、台湾出張についてです。

 

 

 

2月13日月曜日、名古屋空港から台北に向かいました。7年ぶりの台湾です。

久しぶりに見る「小心」の文字に、思わずカメラを構えました。

この立て看板に書いてある意味は「すべるからきをつけて」分かりやすいですね笑

 

 

スケジュールの中で、台湾人のお二方と会食の機会がありました。

皆様もよく聞く評判かもしれませんが、台湾の食事は日本人の口にも合うことが多いです。

物価は日本とほとんど変わらず、少しいいところで食べると軽く一人5000円は超えるようなイメージでした。

台湾の方々は日本人に非常に親切で、日本語も話せる方が多いため、コミュニケーションの面でも安心して住みやすそうな国ですね。

 

 

日本のご近所である台湾ですが、どのようにして今の立地に形成されたのでしょうか?

ある考古学者の見解では、台湾は3万から5万年前に人類が活動していた遺跡が発見されており、現在それが台湾最古の人類だと考えられています。

当時の地球は氷河期であり、台湾海峡はまだ大陸と陸続きで、人間と動物はアジア大陸から直接やって来ることが出来ました。

そして、約1万8000年前から1万年前、地球の氷河期が終了し、気温が次第に上昇、それに伴って海面も上昇し、地理景観に大きな変化が起こり島国になったとされています。

 

 

地球の環境変化と歴史の動きで成り立った、ロマンある国の一つとも言えますね。

そんな台湾では、今も数千万人の人々が生活を営んでいますが、昨今では皆様もご存知の通り、さまざま複雑な政治事情で微妙な立場になっています。

困難の中でこれからどんな歴史を作っていくのか、誰にも完全には予想できないことですが、私個人としては今のままの台湾であってほしいと思います。

 

 

 

Text/名倉稔(アスター株式会社 代表取締役)